今市子
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今市子
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今市子さんという漫画家の作品が
近年大変注目を集めているのだそうです。
初めて「今市子」という名前を見た人は
どこかの市の名前かと勘違いしてしまう人も
いるそうですが、今市子さんという漫画家の
ペンネームの事であります。読み方はそのまま
「イマイチコ」なのですが、その由来は字の
如く「イマイチ+子」からきているそうで、
どうしてそのようなペンネームになったかと
いう詳しい真相まではわかりませんが、今市子
さんが友人とそのような冗談っぽい話から
そのままペンネームにつながったのであるとか。
漫画家ですからその辺のネーミングに関しても
漫画家らしくて興味のある部分ではありますね。
今市子さんは富山の出身だそうで、年齢は不明
だそうですが大学まで卒業しており、大学時代に
漫画研究会にすでに入って同人活動もしていた
との事で(ちなみにサークルは「ななつのこ合唱団」
という)、そのような経緯もありデビューにつながった
模様です。詳しいファンによれば、この時代の
今市子さんの作品がのちの今市子作品への萌芽が
みられるという評もあったりするようです。
また、今市子さんは著名な漫画家のアシスタント
も数多くつとめていた事もあり、それらの経験も
今市子さんの大変な財産になっているのではないか
と思われるようです。今市子さんのデビューは1993年で、
「マイ・ビューティフル・グリーンパレス」という
作品がデビュー作で漫画家・今市子としてのスタート
を切り、その後も数々のヒット作が生み出されて
いく中で「百鬼夜行抄」などの代表作が生まれて
行く事とあいなります。さらに、漫画の世界だけに
とどまらずメディアミックスでの展開も広がり、
人気番組「世にも奇妙な物語」でスマップの稲垣吾郎主演にて
今市子さんの「僕は旅をする」がドラマ化されるなど、
今市子作品のクオリティの高さがうかがい知れるようです。
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今市子さんの代表作「百鬼夜行抄」
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今市子さんの作品の中でもっとも代表的な
作品と言えるのが「百鬼夜行抄」なのではないか
と思われます。百鬼夜行抄は1995年から
「ネムキ」にて連載が始まっており2007年
現在もまだ継続されている作品であり、2005年
の年末には第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門
審査委員会推薦作品に選出され、さらに2006年
の年末には 第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門
の優秀賞をついに受賞するに至った名作であります。
百鬼夜行抄は作品の出来もさることながら特に人気が
高い為か広がりも大きく、後述する今市子さんによる
百鬼夜行抄だけの画集が複数出されていたり、あるいは
2007年にはドラマ化までされる事になった次第です。
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百鬼夜行抄はドラマにも
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今市子さんの代表作である百鬼夜行抄は
2007年に日本テレビの「黄金の舌」という
ドラマ枠においてついにドラマ化されました。
これ以前にもドラマCDなども存在し、
あるいは舞台化もなされておりドラマ化という
意味ではすでになされてはいるのですが
TVドラマとなって放映されてDVDまで
販売されるとなると影響度がまったく違う
と思われますので、これによって百鬼夜行抄
の事も今市子さんの事も幅広い層により
知れ渡った部分も大きいのではないかと
考えられます。ただ、このTVドラマ放映は
日本テレビと静岡第一テレビでのローカル的な扱いで
ネット局が少ないので全国的に流れたわけでは
ないものの、DVDにはTV放映されなかった
部分も含めて完全版として出たそうなので、
このような事をきっかけにファンが拡大するのは
良い事なのではないかと思われます。
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今市子作品あれこれ
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今市子作品で2000年以降に刊行されて
現在でも販売されているものと思われる
ものをここで少しあげてみたい。
今市子 夜と星のむこう
今市子 岸辺の唄
今市子 遺影がない!
今市子 沈黙
今市子 孤島の姫君
今市子 いとこ同士
今市子 美しき獣たち
また、画集もいくつか出されており、
今市子 百鬼夜行抄画集
今市子 百鬼夜行抄画集第二集夜隠
今市子 百鬼夜行抄イラストコレクション
今市子 大人の塗り絵画集―花と文鳥
など、主に代表的人気作の百鬼夜行
を中心としたラインナップで人気を
呼んでいる模様です。
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